GSA / 代表メッセージ
MESSAGE ・ 代表取締役 斉藤 祐也GSAが何を大事にして、子どもたちの前に立っているのか。代表の斉藤から、保護者の方、園や学校の先生方、そして一緒に場をつくってくださる方々へ。

斉藤 祐也Yuya Saito
GSA代表取締役
ラグビー元日本代表
いまの子どもたちを見ていると、周囲の目を気にしたり、「失敗してはいけない」「きちんとできなければいけない」と感じたりすることで、最初の一歩を踏み出すことが難しくなっているように感じることがあります。それは、私たち大人にも共通することかもしれません。
だからこそ、子どもたちがスポーツをする場では、一人ひとりの違いや多様な考えを認め、「自分はここにいていい」「失敗しても大丈夫」と思える環境づくりが大切だと考えています。技術を教えることよりも先に、その空気をつくることを、私たちは指導の出発点にしています。
最初は緊張していた子どもたちも、時間が経つにつれて少しずつ笑顔が増えてきます。その姿を見ることが、指導者にとって何よりの喜びです。そして回を重ねるなかで、私たちが最も大きな変化として感じてきたのは、「チャレンジする行動」が増えていくことでした。
失敗しても、もう一度やってみる。
できなかったことにも、また挑戦してみる。
自分でゴールを設定し、そこを目指してみる。
もちろん「成功」は、自信や向上心につながります。しかし、失敗しても「もう一度やってみよう」と思える気持ちこそ、子どもたちの心を強くし、次の一歩につながっていくと考えています。
もう一つ感じてきた変化は、子どもたちの「発言」が増えることです。子どもの考えを否定したり批判したりするのではなく、まずは受け止め、尊重する。そうすることで、自分の考えを伝えようとする気持ちや、次の行動への意欲が生まれます。一人ひとりの心を引き出すことが、それぞれの個性や強みを伸ばすことにもつながると考えています。
この活動を、子どもたちだけが成長する場ではなく、関わる指導者や大人も一緒に学び、成長できる場にしていきたいと考えています。大人が変われば、子どもたちへの関わり方も変わる。その積み重ねが、子どもたちの未来、そしてよりよい社会につながっていくと信じています。
「笑顔」があふれるスポーツの場で、子どもたちが失敗を恐れず、チャレンジしながら成長していく。そんな場所を、これからも一つでも多くつくっていきたいと思います。誰もが安心してチャレンジできる場を、皆さまと一緒につくっていけたら嬉しく思います。
斉藤 祐也株式会社Growth Sports Academy 代表取締役
Profile
1977年東京都生まれ。東京高校でラグビーを始め、明治大学では1996年度の全国大学選手権優勝を経験。卒業後はサントリーで2000・2001年度の日本選手権を連覇し、2002年にはフランス・コロミエへ移籍、フォワードとして日本人初のプロ契約選手となりました。帰国後は神戸製鋼で2003-04年のトップリーグ初代王者に。日本代表としては2001年にデビューし、通算14キャップ。2003年のワールドカップにも出場しました。
2012年の現役引退後は、10年以上にわたり独自のスポーツ教育に従事。重視するのは「失敗を恐れない心」と「自分で考えて動く力」。子ども一人ひとりの強みを発見し、小さな成功体験を積み重ねる指導を行っています。